2010 11
15
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会社の基盤作り②

なんだかんだで、土日を挟むと何を書こうとしていたか忘れますw
なのでちゃんと事前にネタは下書きで置いています。
ただ投下しているのは、ネタだけなので文章は一からです。

前日に書こうとするんですが、当日に一気に書き換えることが多くて結局続きませんでした……。
さて今日は先日は大テーマに触れましたが、今回は小テーマへと。
タイトルの通り「会社の基盤」についてです。


 循環させることが重要
何事もそうですが、悪循環は最低です。
ですが得てして物事は循環し、そしてそれは方向性を間違うと悪循環になります。
これを良い循環にし、整えるのは意外と難易度が高いですがその理由は循環していることを知らないからです。

日々の業務や作業は綺麗に循環して、いつかは戻ってきます。
それは自分であったり、会社であったり、数字や物、時には実体のないものとして。
なので理解しにくく、察知もしにくい。そして循環してるとは判断しにくい。

これを整えるのがSEの仕事だと、前回の記事には掲載しました。
会社の基盤とは即ち、端的に言ってしまうと「良い循環を生み出す要素」をどれだけ持っているか、という事。

 どれだけ頑張っても
一人の営業マンが馬鹿みたいに売上を上げても、その金を無意味な用途で使っては無駄です。
どれだけ頑張っても、自分の上げた売上が会社の利益として貢献される事はありません。
こういうのは何処でも起きている事だとは思いますが、起きる理由は循環を止めているから。

営業マンが売上を上げる → その金を営業マンのサポートに当てる → 営業がやりやすくなり、更に売上アップ!

ま、単純に考えてもこういうサイクルを作るだけでも大分違います。
ところがどっこい、売上を営業ではなく、全然別の部署に当てたり、でその部署は売上に直結しない部署だったりとか。
極端な話、やる気のない奴ばかりで上司のお気に入りなだけだったりとか。
まさしく無駄なわけですが、上司に逆らうわけにも行きません。これは辛いところですが日常茶飯事でしょう。

こういった無駄を省くためには常にそういうものを監視するよりも、そういった事が起きない循環システムを構築しなければなりません。

 SEが重要なワケ
まず何処に無駄があるかは皆わかりません。
なぜかと言うと、自分自身の業務に手一杯で他部署、他人の業務を見る余裕がないからです。
本来そういった進捗管理は上司の仕事ですが、あくまで進捗管理が業務で、全体を見て無駄があるかを把握するかは業務に入ってません。
優秀な人であれば、そこも踏まえるでしょうが一般的にはないでしょう。

なので簡単なのは外部業者に委託することです。
今までは大事に見えていた部分が外部の目をいれるだけで無駄だったりします。
外部業者は内部に携わる人間ではないので、容易にそういったものを判断出来ます。
ただ現実問題として、それらの問題を直せるかは別の話ですが。

社内SE、社外SEともにそういったインフラの整備といったところで力を発揮します。
彼らはシステムを設計・構築する人間であるが故に、会社全体を一つのシステムとして見れます。
なので処理を邪魔する分岐点や、効率を悪化させている部分は瞬時に見抜きます。
逆に考えるとより良くする為の方法を見つけることが出来るという事になります。


社内で良い循環を作るのにSEが絶対に必要なわけではありません。
ただそういったSEと同じ考え方を出来る人がいなければ、いずれは小さな無駄が大きくなり取り返しがつかなくなります。
優秀なコンサルタントや経営者は、そういったシスムテマチックな考え方を持っており、そしてそれを論理的なだけではなく会社の状況に合わせて少しずつ感情も踏まえて修正していく力があります。

理系・文系といいますが、必要なのは両方。
会社をシステムと考えて、設計書や循環の流れを書類に起こすと色々見えてくるかもしれません。

今日のまとめ
会社の基盤とは良い循環を生み出す要素の多さに起因する。それを見出し、構築するのがSE。
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