2011 02
28
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舵取りは自分で。大型客船も沈む時代。

人生は旅と例えられることが多いです。
似ているところは多く、特に「ふらふら」してしまう所などはそっくりです。
もしも人生を旅と例えてしまう癖がある人は、成功したいのであれば辞めておきましょう。

少なくともビジネスマンの思考ではありませんので。
ただ、旅自体が悪いわけではなく、時としてふらりと寄った場所で得たことが途轍もないヒントになる事もしばしば。
問題は在り方であって、どれが正義でどれが悪という話ではありません。

私なら人生は荒波と解きます。
実際、現代社会の荒れっぷりは世界情勢などを見ても凄まじいものです。
平和の中で過ごしてきた日本人には掴みにくい感覚ですが、今眼前に広がるのは地獄の炎だと認識しなくてはなりません。

そんな時代を生き抜く、一つの知恵。
いえ、生き方の一つをここに提示します。

荒波の中に佇む、大型客船
一般的な企業に勤めるサラリーマンは日々勤しみ、休む間もありません。
それは現代の経済・社会、果てには雇用情勢などもあって要因は様々です。

息つく間もないとはこの事で、目前広がる仕事があればこなすのは当然です。
ましてや家族を守り、生活費を稼ぐ為には働くことに余念が入るわけもありません。

……というのは、真っ当なサラリーマンであればの話。
不満やストレスもあるでしょうし、漠然とした不安も抱えているのが現代のサラリーマンではないでしょうか。
しかし、その不安を突き詰めるだけの勇気もなければ、当然突き詰めたとしても実行に移すことは難しいのです。

その不安は、正しく経済情勢であると、断言出来ます。
平和な日本であっても、雇用情勢の悪化は目に見えて変化しており、良くなる兆しはありません。
就職活動のシーズンになれば学生が就職出来ないと嘆き、ハローワークに通い詰める人は仕事がないと嘆きます。

人は企業において最も重要な資源です。
それを取り入れるだけの力を持たない会社はいずれ崩壊の一途をたどるのは自明の理です。

正しく荒波。現代の社会は荒れ狂う竜のように、暴走しています。
イメージしてください。目の前で竜が大暴れしています。そこに向かって歩けますか?
朝、出勤。会社に向かう途中ところどころで竜を見る。
テレビでも雑誌でも、電車の広告でも。
不安を感じないほうがおかしい状況です。いつ自分が【喰われる】のだろうかと。

しかし、家族を守るため、生活費を守るため、何より自分の精神を守るため。

「今まで食べられたことはないから」

という根拠のない自信を持ち、自分に言い聞かせ今日も出勤します。
現代の社会情勢はこれに近しいものを感じずにはいられません。

日本のサラリーマンが皆、勇者で竜なぞ恐るるに足らずというのであれば良いのですが。
私の知る限り、そういう人は竜を倒しに行こうとするものでのんびり仕事はしていません。

大手企業であっても、中小企業であっても竜に見境はありません。
荒波は何処の船にも襲い掛かってきます。
例えが過ぎますが、人手が足りない大型客船はいずれ操舵する事すら出来ずに氷山へぶつかり、または波に飲まれ沈みます。
今はそういう時代である、という事は噛み締めるべきだと、大手企業が潰れていく中、私は感じます。

竜を倒すか、波に乗るか
生き方は人それぞれで、沈む船、沈まない船を確実に見定められる鑑識眼があるのならば問題はありません。
ただそれはいくつもの沈んだ船を見たものだけが体得出来る、技術であって、素人が持てるものではありません。
故に新卒の学生、今不安を感じているサラリーマン達には喉から手が欲しくとも手に入りません。
更に付け加えるならば、鑑識眼はあくまで鑑識。外れることもあるのであしからず、と。

竜が踊り、嵐が過ぎ去ることはなく荒波の中、船を漕ぐ。
私からすればその中で生き残る手段は二つしかないように思います。
竜を殺し嵐を止ませるか、隙をうかがい荒波に乗り竜の影響下を離れ、一人無風の園へと移るか。

自分一人で舵を取れるような小型帆船であれば、人手はそれほどいりません。
また小回りも聞く上、波にも乗りやすいです。
失敗した時のダメージは沈むという選択肢一つしかないかもしれませんが、自分が操った際の失敗であれば納得も行きます。
少なくとも後悔はないかと。
大型客船で他人の操舵で失敗して、巻き添えを食らうよりはマシです。その船に避難ボートがあるとも限りませんし。

竜を殺すのはオススメしません。ビジネスにおいては不景気も一つのチャンスです。
他の船がどうしようもなくくすぶっている状況だからこそ出来る事は多くあります。
しかし竜を殺してしまうと、大勢が得をしてしまい出し抜くというのは難しくなります。

ただ、竜を殺す職業なのであればそれは真っ当な行為で、是非すべきです、と。政治家さんに言っておきましょうか。
現状であれば竜を殺すことに期待は出来ないとだけ、付け加えます。
いつだって悪を倒すのは英雄ですので。

今一度、生き方を振り返ってみる
今回は例え話が過ぎましたが、可能な範囲で面白おかしくわかりやすくしたつもりです。
私が一つ言いたいのは、何も大手企業は危ないから辞めろ、ではありません。
近しい意味ではありますが

「大手も潰れる時代。安定を求めるのなら自分で舵を取れ」

大手企業や公務員といったところが安定であるという保証は全くありません。
むしろ安定を求めて仕事をしたい人こそ、自分で舵を取れる状況に持っていくべきです。
独立や起業が増えたのは、一概に会社を作りやすくなったからではなく、そういった不安を持った人が勇気を持って旅立っている、というのが要因ではないでしょうか。


人生、山あり谷あり。
まるで旅のようだ、とはいえ実際にあるのはエベレストと捉えるのが良いでしょう。
おっと、旅のように例えるのはよろしくなかったのでしたね。
ただ、これは困難さを理解した上ですので、ご愛嬌。
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