2010 | 11 04 |
コンテンツプロデュース
コンテンツプロデューサーっていう職種が存在します。
プロデュースとは、ある特定の物事を管理し、円滑に進めること。
というのが私の中での定義です。
当然、金銭管理、広報、マーケティングなどなどが絡んできます。
一般的に言われる管理職と少し違うのは人的な管理がメインなのか、商品の管理がメインなのかの違いだと思います。
勿論両方とも人的な部分がコアではあるのですが……捉え方の違いです。
後は印象。すんません、ぶっちゃけここらへんはどうでも良かったりします。
今日の話題はコンテンツ、そして管理という名のプロデュース。
マーケティング、広報、SEOに通じるお話。
コンテンツは作って終わりじゃない
良くコンテンツを作りましょう。といううたい文句を耳にします。そりゃそうです。コンテンツなくしてHPに意味はない。
メインコンテンツ・サブコンテンツなどなど。
必要なコンテンツは山盛りてんこ盛りですよ。
で、直球質問。
「そのコンテンツ必要?」
そしてもう一球。
「今のコンテンツは生きてる?」
ここ重要です。新規コンテンツ作る前に既存コンテンツはどうした?っていう。
被ってないかとか、そういう基本的な部分もそうですが何より作って放置じゃないですか、と。
放置しておいて、未完成なのに
「新しいコンテンツが必要」
という意味不明な結論に達してないですか、と。
精査もしておらず、その結論に達するまでの筋道や理論的、戦略的な目線が何も見えません。
あえて言うなら勢いです。ノリです。
勢い。
スピードが大事な今の社会では、かなり重要なファクターです。
さて、しかし。
「やった方が良い」を「やらなければいけない」に自己変換して、勢いを無理やりつけてませんか。
その勢いに意味はあるのか。ただ作ればいいってもんじゃないですよ、コンテンツは。
一生完成しない
そして結論。コンテンツは永遠に完成しません。
何故なら時期や環境などのニーズによって、顧客が求めるのが変化するからです。
作って終わりのコンテンツなど存在しません、どころか、完成するコンテンツも存在しませんという。
常に精査、常に検証、常にテスト、常にベータ版、常に……という。
こういった部分があるからこそ、SEやPGは飯を食える。
コンテンツ制作に携わる人が飯を食える。のです。
そして、コンテンツプロデューサーという一生完成しないモノを管理し、生かす人が必要になるのです。
生かすも殺すも人次第
コンテンツが求められても、それをどういう形で提供するのか。そして誰が喜ぶのかをしっかりと把握しなければいけません。
伝えるべきは顧客が求めるもの。
それ以外は自己満足になってしまいます。
会社からニーズを生み出すのならともかく、ニーズを生み出すにはブランドが必要です。
となればまず最初は顧客ありきです。
本当に求められるコンテンツを作りましょう。
今日のまとめ
コンテンツは一生完成しない。
コンテンツは一生完成しない。