2011 | 07 22 |
SEOの先、Googleの先を妄想してみる。
皆さん、こんにちは。
台風が過ぎ去って、穏やかな日々……は来ないですが。
今、Googleが大きく動いていますね。ランキングだけではなく、全体的に。
Google+もリリースされました。
でも、私が考えるのはGoogleのSNS参入の「遅さ」ですよ。
あのスピーディリリースのGoogleにしては遅すぎませんか。どう思いますか、皆さん。
今日はちょっとそれを踏まえて、今後SEOっていうかGoogleがどうなっていくのかを考えてみた。
リンクの価値はどんどん下がっていくよね。相対的に
ぶっちゃけますと、パンダもそうですが、Googleは今後リンクの価値を下げると思っています。厳密に言えば、リンクの価値が下がるというよりは、他の部分に重みが乗っかるのでそう見えてしまう。
リンク自体は今までと変わりませんが、体感そう感じる、というような。
というのも、今はコンテンツありきでコンテンツを評価する体制になってきています。
でもコンテンツって何よ?
と考えた時に、それは内容の量、詳細や共起語の存在が挙げられるわけです。
でもそれも曖昧。結局のところ、評価という意味ではリンクなどが重要になってくるはず……。
むしろリンクなんてもういらねーよ。ってなってるならSEO屋はかなり辛いわけで。
少し考えます。
Googleがリンクを評価基準に強く置いたのは何故か。
・他人から紹介されるものは良いもの
・その紹介する人も、誰かに紹介されていれば良い人
・良い人から紹介されるものは良いもの
まぁざっくばらんに言えば、これがPageRankの理屈ですよね。
「誰か」というのはかなり大事なんですが、もうこれは省きます。この「誰か」論議で夜を明かせますから。
でもこれ。何処にも「リンクでなければならない」とは書いてない。
Webの仕組みを見て取っても、評価の仕方なんてリンク以外にもある。
で一番確実でユーザーの意見を反映できるもの。その当時、最良の選択をGoogleはしてるだけ、だと。
だからブログやWebサイトのリンクを使った。ユーザー個々人の意見を直接聞くことは出来ないから。
でも、今はどうです?
SNSが流行し、Twitterなども台頭してきました。
Webに疎い人達がこぞって参加し、各々が思ったことを呟いている。
Googleの立場になった時、これだ!って思いませんか。
つまりパンダもそうなんですが、言語解析にGoogleはかなり力を入れたんだと思います。
ソーシャルメディアの台頭によって、売買されてしまうようなリンクというモノではなく、人それぞれの「呟き」を見る。
言語解析が進み「空気」や「冗談」なども読み取れるようになれば、それは最強の評価ツールになりえる。
計算尽くした呟きをする人のが少数派ですから、確実に効果はある。
呟きの中に社名や関連する言葉がある。リンクも張ってあったりする。
そういう部分を評価する方が、余程正当性ある、と思いませんか。
単純にはいえませんけど。
そして言語解析自体がコンテンツの質を判断する事にもなる。
Google+はGoogleの言語解析能力を高めるツールとしてリリースした?
さっきからずっと妄想が続いています。となると、やたらリリースの遅かったGoogle+というのは、言語解析の分野へ本格的に乗り出した。
Twitterとの提携が切れたタイミングとかも考えると、Twitterとの提携はデータから計算式を作るため?
検索エンジンアルゴリズムあっての商売ですから。
そのアルゴリズムを強化する一環としてリリースしただけで、SNSに参入したという気は強くない。
Twitterとの提携はTwitterに参加する人の「トラスト」を計測する手法を編み出す為。
次のステップはその計算後から、言語、呟きの質を計算する。
という流れ。
後はそれを評価のメインに添えると、勝手にリンクとかの価値は下がっていってしまう。
パンダアップデートもそれの一環でしかない、と。
あくまで妄想なんで鵜呑みにしないで下さいね。
ただまぁこういう流れになっていくとしたら、SNSへの参加、呟きを含めた言語の最適化もしていかんと駄目ですね。
勿論ブランディングという意味で。