2010 | 09 29 |
コンテンツに求められるもの
今日は自らが代表を務める団体について。
そしてコンテンツが求めるものについて。
Peace & Pieceが目指すもの。です。
Peace & Pieceという団体については軽くですが以前触れました。
「Peace & Pieceである理由」
今回はその中で、我々が持つイメージというものです。
そして目指すもの。クリエイター団体、集団として、行っていきたい事です。
Peace & Pieceはクリエイター集団です。ですからコンテンツ制作が主軸になります。
しかしコンテンツとは、何の為にあるのか?
そう考えたとき、真っ先に出てくるのは「目的を達成する為」です。
企業であれば利益やコンバージョン、LPO対策、認知度向上など。
NPOなど非営利であれば、知識提供、認知度向上、コンテンツ充実による他団体との差別化など。
目的を達成する為にコンテンツがあるというのならば、そのコンテンツ制作に携わる我々は目的を達成する為のモノを提供しなければなりません。
ただただ相手の要望を受け、そのまま制作し、結果として目的達成できなかった場合、そのコンテンツに価値はないのです。
であれば制作側である我々の魂をこめた作品が無価値とされてしまう事になります。
それは本意ではありませんし、誰も望みません。
となれば、Peace & Pieceという団体が目指すべきは「コンテンツ制作における目標達成のためのコンサルティング」に繋がっていくんです。
例を挙げれば。
目的:キャラクターを使ったブランド戦略
要望:萌え系のイラスト
戦略:イラストを製品に貼り付け、それによる認知度向上、話題性による売上向上
まぁ、どこぞのお米でもありましたけど……
確かに話題にはなるかもしれません。ただ、話題を呼ぶ為の施策は何処に?
そしてその話題になる萌えイラストとは、一体どういうものなのか。御社のブランドに傷はつかないのか。
認知度向上とあるが、どういった意図で認知度を向上させたいのか。
「萌えイラストを使って、販売戦略をした会社」として認知を上げたいのか。それとも社名を知らせたいのか。
売上向上とは、いったいいくらなのか。具体的な数値とそれに至る導線の設定……
言い出せばキリがなく、一つのイラスト制作であったとしてもそのイラストが持つ立ち位置によっては役割も変われば、構成や絵面も変わってくるわけです。
そうなった時、最も重要なのはコンサルティングです。
逆にこちらからこういったイラストはどうでしょう、と提案できるぐらいでなければ駄目です。
では主軸はコンサルティングなのか、それとも制作なのか。
はっきり言えば両方です。どちらかが欠けてもいけない。
新しい、クリエイター団体。
それがPeace & Pieceです。