2010 10
06
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お金に対する先入観

カテゴリ:精神論, 経営戦略 タグ : , ,

おはようございます。
Peace & Piece代表の江並です。
実は今日になって、h1タグが空という事に気付き、急遽入れましたwww
自動化は怖いですな……


さて、今日は綺麗な毒を吐きます。
綺麗な毒という時点で矛盾を感じますが、矛盾を乗り越えてこその人間です。
印象として、毒を盛られていただければ幸い(?)です。


結論から申します。
日本人のお金に対する「悪」という先入観こそ「悪」です。


これは極端かもしれませんし、私の見聞きした範囲ですから身に覚えがない人も多いでしょう。
ただね、一つ言わせてください。

「お金は要らない。でも○○は欲しい」

こういった言葉を若い人に限らず、多くの人から聞きますし、目にもします。
特にお金がらみの問題がニュースで取り上げられた時なんかは顕著ですね。


明らかにおかしいですよね。
それで自分なりに分析してみたんですが、恐らくこういう思考をしているんじゃないかと。

お金を大量に取得するような問題を取り上げたニュースを見る

ニュースになるって事は、大事なこと、重要な事

大体がお金を貰ったりして、問題視されている

じゃぁ、お金を沢山貰うのは良くない事なんだ

他人とのコミュニケーションの中で、相手の給料、所得を聞くのが失礼だと知る

お金というモノそのものに対して、あまりよろしくないモノという認識

だからお金は持ちたくない。でもモノは欲しい


まぁこんなところだと思うんですよ。ざっくりしすぎですかね。
さて、矛盾どころか社会に完璧にコントロールされている愚かな人物像しか上がってきません、が。
これは結構根底に埋め込まれていたりするわけですから、恐怖です。

実際問題、我々社会人のビジネスマナーとしても、あまり金銭の話をがっつりするのは良くないとされていますよね。
しかし我々が行っているのは、商売であり、経済活動であり、社会貢献です。
そこに金銭の話は必ず発生する。にも関わらず、そこで躊躇したり、遠慮したりする。
これは本来有り得ない話であり、あってはならん事です。


挙句の果てには気を遣って、安くする。
気を遣って、って何でしょうね。
大手スーパーが行うような、ビジネス戦略にのっとった上での安価はわかります。
しかし、全てがそうではない。相手の要望に対して安くするのは、間違いとは言いません。

ただ、気遣いや同情から安くするというのであれば論外です。


金銭というのは、自らの生活の為に必要なモノです。
であればそれを求めるのは至極当然であり、恥でもなければ、悪なんぞでもない。

悪とされる要素はあくまで、違法な手続きや問題視されるような行動にこそ問題があるわけで「お金」に罪はない。
いつの世も憎むべきは人そのものではなく、行動や行為によって起こった現象であるべきなのです。



お金は人を幸せにする第一要素です。
もしそうでないというのなら、給料を地区が定める最低賃金にしてもらってください。今すぐに。
生活水準が変わろうと、欲しいモノが買えなかろうと、それが幸せに直結しないのであればなんら問題ないはずです。

誤解を生みそうなので、一言加えますと、ではホームレスは不幸か、と言うとそうでもありません。
私が言いたいのは、生活水準や環境に応じた、賃金の変化に対して幸福度が変わる、という意味合いです。
今まで優雅な生活をしていた人が、ホームレスになれば不幸だと言うでしょう。
逆に生まれたときからホームレスなら、その生活環境を激変させる要素こそが、幸福の第一要素となります。

まぁ、ホームレスが不幸の代名詞みたいになっている事自体も問題ですが、これはまたいずれ。


お金は悪でもなく、むしろ分相応の金額であれば持っておくべきものです。
持たざるを得ないと言い換えてもいいかもしれません。

それを単純に何も考えず、相手に悪印象を与えるかもしれないから、という理由で距離を置くのは好ましいとは思えません。
むしろ執着するでもなく、偏向するのでもなく、しっかりとお金に対して向き合っている人は魅力的に移るものです。
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