2013 | 06 06 |
努力してくれた事に「感謝」は出来る。でも結果がなければ「評価」は出来ない。
今の現場のリーダーに言われて、はっとなった一言。
元を追えば、その人も誰かに言われたらしいのだけど、それでもはっとした。
確かに。
こう、うんと唸るような、一言しか出てこない感じ。
正論と言えば聞こえはいいけれど、単純に正論と言えない深みのある一言。
なんていうか言葉の裏に、その言葉を発した人の苦労が見て取れる。
評価してあげたい。努力してくれたその気持ちに応えてあげたい。でも出来ない。なぜならこれは「ビジネス」だから。
そういう当たり前ながらも厳しい現実を如実に表した言葉だと思う。
仕事をする人は、みんながみんな一生懸命なわけじゃない。
だからこそ、一生懸命な人は評価してあげたい。その気持ちはとてもわかる。
でも結果がなければどうしようもない。
成果物主義のIT業界においては、基本的にモノがなければお金は貰えない。
どれだけ作業しようとも無意味。
実物が物理的に存在しないだけに、まさしく0か1かしかない。
僕はこの一言のおかげで、仕事に対する執念というか考え方が変わった気がします。
昔から「結果出してなんぼ」という思考回路だったけど、結果という言葉の重みを知ってからはより一層執着するようになったと思います。
同じ業界の人は、是非参考にしてみてほしい。
特にこの言葉はマネージャークラスの人から発せられると、作業者のモチベーションが上がるかもしれない。
僕は結果を出せなかったときに言われて、悔しさでモチベーションが上がった記憶がある。
環境にもよるけど頑張って仕事してるんだから、「評価」して貰わなきゃ損だと思う。
特に技術屋色の強いIT・Web業界で戦ってる人は。
2013 | 06 03 |
2011 | 10 27 |
超人になる為の6つの手掛かり
今回はかなり長めの記事になります。
読むのに時間もかかると思うので、余裕のあるときにどうぞ。
また私程度が経験した内容で書いているので、物足りなさはあります。あしからず。
人間力。
私の中では、精神的な力のことを指すと判断しています。
器の大きさ、深さとも言えますし、人間として持てる力の総合力だと言い換えることも出来ます。
実際のところかなり曖昧で数値化するのは難しく、漠然としたイメージで伝わります。
その為、ビジネスの指標にする事は出来ず、良い所コピーに使われるぐらいでしょう。
文章としては映えますが、実質的な存在としては役立たず、という事です。
ですが、この言葉が流行し、生まれた背景には人間の力を計りたいという考えもあります。
人材はビジネスにおいてかなり重要な要素です。
それ故、判断できる指標が何かあれば、という想いは各々で持っている事でしょう。
また感覚的なものながら、それを見定める事が出来る人も当然います。
ならば見識眼を何とかマニュアル化出来ないか。
人の心理状況や精神状況を判断し、人間力を見るためのマニュアルはないのか。
そう考えるのはビジネス上の常。
ですが、実際には他人の感覚を人がコントロールするのは難しく、マニュアル化は出来ません。
また難儀な事に、人間というのは自覚する事で己を大きく変質させることが出来ます。
根本的な部分は変わりませんが、表面的な部分は書き換えが可能です。
そんな相手がいたとして、どうやって判断するのか。
結局のところ、一般的には上辺しか見えないというのが現状なのです。
精神的に深い部分を覗く為には、一般論を払拭し、超人となるしかありません。
超人とは鷹の勇気と蛇の知恵を備えた者として、ニーチェが提唱しました。
ざっくり言ってしまえば。
超人とは、創造主の存在を証明できない、真理は時代と共に変節する。
つまるところ信じるに値する存在や真理はこの世になく、一生見つかる事も無い。
善と悪は状況によって変わり、好まれる行動など存在しない。
という考え方を持つ、虚無主義(ニヒリズム)から生まれた存在です。
ニヒリスト達は何も信じるモノがないという現状に絶望するか、それすらを受け入れて
積極的に希望を生み出そうとするか、という二種類に分かれます。
実際にはそう極端に分かれることはありませんが。
この後者が超人と呼ばれる存在で彼らにはこだわるべきものが一切存在しません。
こだわるべきものを自らその場その場の状況によって変質させます。
生死にのみ価値を見出すので、それ以外は自分の事も含めてどうでも良い。
どのような状況であろうと傍観者たる精神構造な為、危機感というものが存在せず
常に第三者的です。それでいて自己という存在がある事を自覚しています。
自らの感覚にすらこだわらないので、人を見る際には人だけを見ます。
先入観や感情といったものが極端に廃されるので、人の行動分析はとても的確。
またこだわるべき寄る辺がないので、人間的な変質をいとも簡単に行います。
いわゆるペルソナの交代を容易く行えてしまう。
ニーチェは超人たれ、と説きました。
現代的な人間力とやらを鍛えるには超人を目指すのが手っ取り早い。
そして人間力を身に付け、超人に近づいた時、世界は変わって見えるでしょう。
人間力を判断する為の感覚がきっと自分だけのマニュアルとして身に付いているでしょうから。
2011 | 09 20 |
2011 | 08 31 |
コミュニケーション能力を向上させる五つのコツ
最近こういう狙った的な記事ばかりで申し訳ない。
ぶっちゃけ話、こういうタイトルのがわかりやすくて受けが良いんです(コラ
とはいえ、私が書く場合は毒が混じったり、めちゃくちゃ長くなったりするので
予想していた以上の長さでびっくりする方が大半だとは思いますが。
さて、コミュニケーション能力。皆さんはどう捉えておられますか?
私が考えるコミュ力には複数ありますが、総じてコミュニケーション能力と考えています。
この能力は、最高で最強の能力です。
むしろコミュニケーション能力の為に、他の技術や能力があると言っても過言ではない。
それぐらい重く考えています。
その理由も含めて、ちょっとしたコツを列挙していきます。