2010 10
20
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HP製作で知っておくべき 三つの大事な事

こんばんは……
Peace & Piece代表の江並です。

業務に終われ、修正作業が終わらず……
結局、書き直すという羽目に。そしてこんな時間ですよ。
マイペースに物を書いている私だからOKですが、本来あってはならん事です。
スケジュール管理はしっかりしましょう、と自戒を込めて。

さて、今日は書き直したのですがHPについてです。


 HPの目的
別の記事でも散々言ったかと思います。
しかし、これほど大切な事もないので、繰り返して伝えます。

HPには製作に当たって、必ず目的があります。
主に集客、次に認知度の向上などでしょう。
それであれば、それに従ったデザイン、構成、導線が必要です。

例えば、集客が目的なのであればランディングページの製作も考慮に入れる必要がありますし、トップページにはコンバージョンに結びつける為のキャッチ、バナー、Flashなども必要です。
認知が目的なのであれば、コーポレートカラーに従ったレイアウトを基本に、何処が訴求すべき点なのかを明確にし、それを伝える為のページに力を要れ、デザインしないといけません。

ここを履き違え、認知も集客も、とあれもこれもを付け加えるのはナンセンスです。
HP自体は非常に優秀なツールで、そういった多様な使い方が出来るのも魅力的ですが、その多様性は本質や目的を失い、ユーザーに混乱を招くきっかけとも成り得る上、SEOをするとしてもデメリットとなります。
多様な使い方が可能なのは、既に幅広く認知されブランド力のある企業のHPぐらいなものです。


 テスト
意外と忘れがちですが、納品されたHPは必ずテストを行いましょう。
そしてそのテストはユーザーテストとして、可能な範囲でそのサイトを利用するであろう人にお願いしましょう。
場合によっては、ペルソナを設定してのテストも必要でしょう。

更に社内でもテストを行います。
つまり、ユーザー目線と提供側の目線の二つでテストをして、芳しくない要素をピックアップするのです。
そして両者の中で共通して浮かび上がった部分は、ほぼ確実に修正が必要でしょう。

ただし、ユーザーを意識しすぎてもいけません。
提供する側にも目的があり、譲れない部分があるのでそこはきちんと合理化しておきましょう。
ただし譲れるような部分ならば、ユーザーに合わせた方が無難です。業態によりますが。


 気合と根性と先を見据えた戦略
そもそもHPとは作って終わりなら、苦労はないツールです。
HPが難しいとされるのはその後も継続的に運営しなければならない点です。

場合によっては、担当者を雇う必要性も生まれたり、メンテナンスでランニングコストが……と難儀です。
この部分で必要なのは、基本的に社内で管理するのが理想ですが、大切なのは気合と根性です。
極端な話、HPを有効利用し、HPに将来性を感じているのであればHP自体の管理はそれほど難しくはありません。
勉強自体も、思っている以上の手間はかかりません。知人がいるのなら教えてもらう事も可能でしょう。

将来を見据えた戦略をHPに定着し、システム化する事が社長や担当者の腕の見せ所でしょう。
そしてそれを実現する為の、気合と根性、そして戦略です。



一番お伝えしたいのは、HP製作、運営が簡単なら苦労はない、という事です。
しかし、だからこそ可能性があり、結果を出すためのツールとなるのです。
知識や知恵、戦略のない、その場しのぎのHPに未来はありません。
そういうHPは腐るほどあります。

少しでも抜けたいのであれば、しっかりと企画、設計、計画を立てることから始めましょう。
そして諦めず、出来てからの運営を考え、少しずつ結果を出せば良いと思います。


今日のまとめ
HPに大事なのは、気合と根性。そこから生まれる戦略、マーケティングの発想。
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