2010 11
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会社の基盤作り③

先日の記事は予想外に人気が出て、驚きました……。
会社の基盤を作る、という事に重きを置いている人が多いという事の証明だと思います。
そして同時にそれをする為の行動を邪魔されることが多く、中々実現できないという事の。

邪魔をされる大きな理由は
基盤作りをする為の専門家がいない事に起因します。
経営者にとっては「儲かる」という事は非常に重要で「儲からない」という事はプレッシャーです。
その為に安易な施策で売上を上げようとしますが、ドツボにはまっています。

「儲からない」がプレッシャーになる役職者に決裁権があるのが普通なので、基盤作りをするべき人が残念なことになっているので当然会社は回らず破綻します。
「売上を上げる」のが目的は結構なのですが、問題となっているのは現状で何故売上が上がらないか、です。
その根本となる原因を突き止めて初めて次の一手が打てます。

そこにSEという存在を強調します。
前置きが長くなりましたが、今回はSEの重要性について。


 基盤を作るのは経営者? それとも?
当然、基盤作りは経営者の仕事です。
少なくとも最初は。

ただ後々になって、自身の判断が絶対に正しいとは思えなくなるでしょう。
何故なら必ず失敗をし、そして「売上が上がらなくなるから」です。
そして罠にはまります。目的、ビジョンを見失い、戦略のない戦いをして負けます。

その負け多分を取り返す為に、再び戦地へ赴きます。
当然負けます。まるでギャンブル。

言いえて妙と自分で言うのも何ですが、経営戦略のないビジネスなどギャンブルです。
ビジネスをしている気になっている、なんちゃってビジネスです。

この状況を打破出来る人は限られており、また他人に助けを求める人もそうはいないでしょう。
もし助けを求めるとしたら、かなり危機的な状況になってから。
そうなっては手遅れの場合もあります。そして、重ねます。SEの存在を。

 SEは経営者じゃない。しかし経営をする
SEの特徴、そして難しいところはシステマチックに物事を考えながらも、そのシステムを使うのは人である為に使う側の気持ちになる、という感情的な設計も要求されることです。
理屈で攻めるのは簡単です。しかし、どれだけ理屈をこねて使われなければ無駄です。

それは経営も一緒で、どれだけ筋が通り理が適っても人に認められなければ上手くいきません。
最強の商品を作ったとしても、認知されず使って貰えなければ無駄に終わり、売上は上がりません。
「自社の商品にまだ問題があるんだ」とニーズを模索。
そして売上を上げる為により良いモノを作ろう、としたりなんかしたら目も当てられません。
問題は何処に有るかを把握せず、ただ思い込みで行動した時点でギャンブルになります。

SEはそういった問題点の把握を確実に行い、バグを修正します。
設計をしているのが自分なのですから、問題が発生すれば何処にエラーがあるかは大体予測がつきます。
最強の商品を作ったのならば、売れないわけがない。
つまりエラーが発生しているのは、認知・集客・リサーチ不足が挙がってきます。
この「売れないわけがない」という自信はシステムを設計した人にしか生まれません。

経営者が自社を馬鹿にする事はまずないでしょう。そこには自信を持つはずです。経営理念と共に。
それと同じでSEが会社をシステムとして見た時には売れる要素、売れない要素をしっかりと判断します。
結論として最強ならば売れないわけがない、とシステマチックに考えます。
そして、問題点を把握しピンポイントで修正を行い、システムを循環させます。

SEは経営者ではなく、技術者です。
経営者は道しるべを行い、目指すべき場所を教えます。
SEは経営をしますが、彼らの仕事は目指すべき場所に向かうためのシステムを構築する事です。


この違いを厳密に把握できていなければ、SEは調子に乗り誤った方向へと向かいます。
経営者もまた自分の立ち位置を勘違いせず、自分の仕事はSEと被る面はあれど道しるべが最大の仕事だと知るべきです。
経営者の仕事は夢を語る、この一言に尽きます。


さて、今日は自分自身の事も書いた為に長くなりました。
長文駄文失礼致しました、と謝りたいところですが納得の出来なのでご了承下さい。
本来はこういった仕事をする人を経営者と呼ぶのかもしれませんし、SEをコンサルタントと置き換えてもいいかもしれません。
ただコンサルタントはどうにも曖昧で、実績のある人にしか使えない言葉なので難易度が高いです。
また経営者がやるべき仕事は道しるべだと確信しているので、SEとは重なりません。というのが持論。

連載としてはほぼ落ち着いた感じです。
三部構成を予定していたわけではないのですが、また気が向けば、という事で。
ひとまず落着とします。

今日のまとめ
経営者は目的地を示し、SEはその場所へ至る道を作る。
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