2010 09
02
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逃げの一手は自らの首を絞める

カテゴリ:精神論 タグ :

皆々様、こんにちは。
Peace & Pieceの江並です。
投稿の時間帯を統一した方がいいですかね……。
いや、それよりも短縮URLとかアナリティクスの設置とか……ってそんな話はさておき。


今日は心理的なお話。
ただ営業にもWEB担当者にもマーケッターの方にも、当然クリエイターの方にも参考になると思います。


ここ最近、特に若者からが多いのでしょうが……
「しんどい」
という言葉を聴きます。


この言葉、色々な用途として使われますね。
当然本当にしんどい時に漏れるものではありますが……私が聞くのは、その後に具体的な内容が続くものです。
いわゆる愚痴というものですね。


「しんどいなぁ、いや、ちょっと仕事でこんなんあってさー」
「めっちゃしんどい、人間関係が面倒臭い」


まぁ、この程度なら優しいものです。中には猛者がいますからね。
そのレベルになると愚痴を通り越して、理論とか持論とかの域です。
そこまで考えられるなら、その脳をもっと別のところに……と思わなくもないですが、聞く分には楽しいです。愚痴は。


でもしかし、この言葉。難儀なんですよ。
一回や二回ではたかが知れています。だからしんどい時にしんどいと漏らせばストレス発散になります。
ただし、日常的に使用し始めると末期です。不味いです。思っていても口には出さない方がいいかと思いますね。
この言葉にはしんどくなくても、しんどくさせるという力があります。そして悪循環に陥らせるのです。


言葉には力が宿りますが、それの典型的な一例ですね。
特にネガティブな発言は、周囲を巻き込んで全てをネガティブにします。人は低きに流れるもの。精神的に楽な方に流れるという事です。しんどいからしんどい。だるいからだるい。面白くないから面白くない。
そんな動物的な安直な考えをしてると、知らぬ間に大きな川に流されて戻って来れなくなります。


坂道を考えてください。
坂道は上るのがしんどいです。当然ですね。しかして降りる方が楽なのでしょうか?
これ、意外と降りる方が力を使うんですよ。結果的には。物理学的な事は抜きにして、マラソンの経験がある人にはわかると思いますが、一定のペースで走る事が前提の場合、下り坂の方が明らかにきついのです。
これは人の精神志向でも同じです。低きに流れれば、それは余分に大きなエネルギーを使う事になります。そして、それに本人は気付きません。よって、上るよりも遥かにしんどいエネルギーを浪費する為に、その悪循環には磨きがかかるのです。


逃げの一言、逃げの一手。営業の方でもそういった言葉遣いをされる方、意外と多いと思います。
自信を持って、情報を提供できないのならかえって、すべきではありません。信頼に関わります。
出来ない事、わからない事は、そのまま。ただし、理解する意思を見せればいいのです。日本は恥の文化ですから、そういった事を忌み嫌う傾向がありますが、そんなくだらないプライドに踊らされる方が余程恥です。
知ったかぶりをしている人を見たことがありますか? あれほど恥ずかしいものはないです。
ちなみに私は知ったかをして、注意を受けて大恥をかいた事がありますので、よーーーーく、わかりますw


今、下り坂にエネルギーを使ってる人は要注意です。
下り坂は勢いがつけば、中々止まれません。そして、転んだ時、とんでもない大怪我をするものです。



日常的に「しんどい」という言葉を発していたり、何かしら楽な方へと自分を持っていこうとしている方。
今一度、その方向が楽な方がいいから、楽に行くという発想ではないでしょうか。
楽に向かうにはそれ相応の理由も必要です。行動の原理原則はしっかりと見定めて行動をしましょう。

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