2011 01
20
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すぐに何でも上達する4つの思考法と技術

カテゴリ:精神論, 雑談 タグ : , ,

何でも器用にこなす人って周りに、何人かいますよね?
私とか私とか私とか、いやすいません調子に乗りました。

ただ客観的に見て、自分に苦手な事ってあまりないなぁーとも思うわけです。
大体の事はやってのけれるだろう、という謎の自信があります。

「Why何故?」

と二重で言ってしまうぐらいには、疑問に思ったのですが、原因がわかりました。
その原因にはとっておきの勉強法と思考法とがあったので、折角なので整理の為にも記事にしております。

1.遠慮なく盗む事

2.盗んだモノを分解する

3.分解した部品で別のものを生み出す

4.新しく出来上がったものを再び分解して、また別のものを作る



この四つが、私が日ごろ実践している思考法であり勉強法です。
一つ一つはそう大して難しくなく、皆さんやっておられる事だと思います。

ただやっている人は多くても、大体は盗むで終わってしまい、抽出までする人は稀です。
簡単にですが、ホームページのデザインに置き換えて解説します。

1.遠慮なく盗む事
遠慮なく、というのは躊躇うという意味合いではなく、「量」の事を指します。
つまり自分が求めているモノを一つだけ盗むのではなく、複数盗む。
関係しているもの、関連があるものは盗めるだけ盗む。それが遠慮なく、の真の意味です。

ホームページを作りたいのなら、自分の創りたいジャンルのホームページを探します。
そして盗めるだけ盗み、自分が気に入ったデザインをひたすらに集めます。


2.盗んだモノを分解する
大量に盗んだ後は、それらがどうやって生み出されたのかを考えに考え抜きます。
ただ考えるとはいえ、答えが目の前にあるので実在するモノであれば部品に分解するだけです。

シンプルに言えば、答えを見ながら問題を解く感覚です。
そして何故その答えになるのか、という式を予想する。という事です。

ホームページのデザインやソースには当然意味があり、それら部品が集まってデザインは構成されています。
その部品一つ一つを丁寧に解体していき、それが何処にあるどういった機能を提供していたかメモします。
その作業を盗んだ数全てとはいかなくとも、幾つか繰り返します。


3.分解した部品で別のものを生み出す
分解をして組み立てられなくなった、と言ったらそれはいけません。
それはつまり分解をするにはしたけどメモを取っていないとか、あまり考えずに分解しています。
何故それが生まれたのか、という過程が大事なので思考せずに分解しては意味がありません。

幾つか分解すると必ず、特徴や癖が理解出来、流れが見えます。
更に部品の意味も何となくで理解出来るので、おおよその枠が自分でも創れるようになっているはずです。
なので、その分解した部品を使って元に戻すのではなく、応用し別のものを作ります。
ホームページならデザインの色を少し変えてみたり、メニューの位置を変えたり、またコンテンツを追加してみたり。


4.新しく出来上がったものを再び分解して、また別のものを作る
これは更に進んだステップで、勉強や思考という意味に置き換えると必ず通ります。
結果だけを求めるのなら3の時点でストップすれば良いのですが、次に活かす為にいずれ分解できるようにしておきます。
分解のメモと再構築のメモを両方持っておくという事です。
PCに置き換えればデータを残しておく。進捗や書類も含め。紙ならそこに至る経緯の紙を落書き含め全てです。

そして来るときに再び分解し、別のものを生み出すという事を繰り返します。
一つのものから得られる経験値に無駄がありません。
二つ部品があると組み合わせ方で色々なものが生まれます。

答えは決して一つではない事を肝に銘じておけば、自ずとアイデアは生まれます。


答えやアイデアというものは、身近にあるもので、それは身近にあるものを分解したり抽象化したりする事で見えてきます。
この思考方法を癖づけておくと、一瞬で結果から過程が見えるようになります。
それは人間観察にもつながり、その人の人柄が少なからずわかります。

何事も観察、そして盗み、分解し、構築する。
どこぞの錬金術漫画のようですが、この方法は慣れないうちは面倒臭いですが、慣れると誰よりも早く器用に、そして何でもこなせるようになります。
常に答えを見ながら勉強をする事ができるようになりますので。
是非、お試しあれ。

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