2011 09
22
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クライアントとの信頼関係を生む為に大切な三つの事

クライアントと仲良くやれてますか?
もしかして、クライアントの事を鬱陶しいとか、思っていませんか?
Webに限らずIT業界はどーも、そういう傾向が強い気がします。
クライアントとは仲良くやらないと駄目です。
でないと、次のお仕事が入ってきません。

逆に一社一社を大切にしていれば、勝手に仕事は入ってきます。
独立したての若造が言うんですから間違いありません。
そこに才能とかは関係ないんですよ。
真面目、とかもないですかね。言わば、真摯さ、真剣さ。これだけ。

仕事はちゃんとこなす
相手からの要望にはどんな形であれ必ず応えましょう。
ちなみに

「出来ない」

というのも応え方の一つで、信頼を生む事にもなります。
出来ない事は出来ない。
でも、○○に関しては出来ます。のがビジネスにおいては信頼出来ます。

私は飲み会の席では、何でも屋っぽい事を実際仕事でするので

「何でもやりますよー」

みたいな事を言いますが、あくまで飲みの席だからです。
ビジネスにおいてはまず真っ先に

「元々サーバーエンジニアで……」

というくだりから入って、今してる仕事の説明をします。
少なくとも原点が何処にあるのか、得意分野ぐらいは言っておかないと
はっきり言ってお仕事になりません。

何が出来て、何が出来ないかはしっかりと共有しておきましょう。

稀に

「あれもやります。これもやります」

な感じでお仕事してる人いますが、度が過ぎるとただのお調子者になりますのでご注意を。
仕事は良い意味でも悪い意味でも選ぶ。これは鉄則です。

コミュニケーションの頻度を上げる
特に最初が肝心で、最初は鬱陶しいぐらいにやり取りをしましょう。
仲良くなってきたら、逆に連絡の回数はかなり少なくなります。
というのも信頼を得ている状態なので、多少連絡しないくらいでは関係は崩壊しません。

一緒に食事や、飲みに行ったりするのも良いでしょう。
私がクライアントの相手で選ぶ大きな基準の中に「一緒に食事や飲みに行ったり出来る」があります。
しょーもないこだわりに見えますが、意外と大切です。

特にクライアントとの関係を重視して、長い付き合いをしていくのなら。
「飲みにケーション」なんて古臭い事は言いませんが、飲まなくてもコミュは出来ます。
コミュを取らないのと、飲まないのとでは全然違いますので、履き違えないようにしましょう。

お互いの利益になる事を目指す
ビジネスにおいてはWin-Winの関係が基本です。
どちらか一方が損をするというのは、ビジネスではありません。慈善事業です。

つまり、クライアントの言いなりになって安請け合いをする。
これはビジネスではなくボランティア。趣味です。
それで愚痴を言うのはお門違い。
そういうクライアントとは繋がらない、仕事しない、もしくは安請け合いは絶対しない。
こういった取り決めを自分自身の中で必ず設けるようにしましょう。

なので

「価値を提供する」

という意味においては「高額」である、という事も一つの理です。
安かろう悪かろうは誰の価値観にもあるもので、逆を言えば高いものは良いもの、という事です。
少なくとも時間や経費のかかるものなら、お金はかかって当然なのです。
Webに限らずITは技術を提供するもの。

その技術を得るまでに費やした時間、そして実際の作業時間。
それらを鑑みれば「安く」で出来る仕事でないのは明らかです。
一時期、数百万円でWebが作られていたのも、当然の話です。
安請け合いをする、という事はクライアントに対して

「それなりのモノを提供します」

という意思表示なので、安くて良いモノが出来るというわけではありません。
勿論、逆もまた然りで高いからといって良いモノというわけではない。
そこを見極める目を養うのはクライアントです。我々が譲歩する理由ではありません。

我々製作側、提供側が出来る事はその最初の一歩を踏み出してもらう為。
信頼を勝ち取る為に、出来る事をするだけです。
しかし、その出来る事の中に「安く請ける」は含まれません。


ビジネスはWin-WInが基本。
これが成立しない時点でビジネスではない、という事は頭に叩き込んでおいて下さい。
特にWebは伝播しやすい性質を持つので、悪いものも良いモノも広まりやすい。
Win-Winという概念を当然のように広めましょう。

IT系はブラックが多い、なんていう恥ずかしい業界にはならないように、ね。
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