2010 12
02
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本質を見抜く3つの考え方

カテゴリ:雑談 タグ :

本質って難しいですよね。
物事の本質を捉えろなんて言いますが、それが本質って誰が決めたんでしょう?

あるものがそのものであると云いうるために最低限持たなければいけない性質をいう。
Wikipediaより

ややこしい話です。
私は学者ではないですから、そういった細かい理屈・理論は述べれませんし、述べません。
ただ本質を見抜くことはビジネスにおいても重要です。
また何よりも物事を理解するという事が人の成長にも繋がり、応用が利くので考え方の軸を持っていくのは有りかな、と。

結果から原因を探る癖をつける
最低条件で、これをしない限りは本質は見えてきません。

SEOで言えば、結果として上位表示があるわけです。
HPで言えば、結果として売上アップがあったり、PV数の上昇があるわけです。
デザインで言えば、結果としてアンケートが充実したり、やたら褒められたりするわけです。

これらをそのまま受け入れるのは簡単です。結果が目の前にあるんですから。
ただ、その状態で放置した時点で理解が欠如しているので、自分の力にはなっていません。
もしも問題が発生したら、何が問題かもわかりません。
最悪、何が何だかわからないまま船が沈没する事もあるでしょう。

本質を捉えていなければ、問題に対しての事前準備も出来ず、対抗策も練れません。
バックアッププランも糞もないわけですよね。
それ、ビジネスプランとしてどうですか? 微妙ですよね。

客観的に見て、皆がそう思うはずなのにやらない。
ここ厳密には違っててやらないのではなく、出来ないのではないかと。
もしくはあえてスルーしてるか。
人間は自分に都合の良い情報を真実と思い込むので、まぁ有り得るお話ですし、そっちのが俗です。

SEO、HP、デザイン、これらの本質を追うのは非常に難解です。
一言で纏めるには相当な苦労が必要でしょう。
ただこれらは求められて社会に存在しているので、その目的を追えば自ずと見えてきます。

注意すべきは本質=極論ではないという事。
極論で結びつければ、上記三つは「社会の為に存在している」という点に行き着きます。
それは論であって、存在を存在たらしめる性質には成り得ません。
また上記三つは単純に一言で纏めましたが、本質というものは「施された行為」に対して発生する事の方が多いので、実際には単純な言葉の本質を見抜くには具体的に何をしたのか、という行為の裏づけが必要です。

シンプルにする
これは結果から原因を探るために必要な事です。
数学の式のようにややこしいものの原点を探り当てるのは相当な苦労です。
まずは式を分解して、どの段階で何が起きているのか、など。時系列や状況別に分けてみましょう。
そして可能な限り、シンプルにしていき一言で表現できるレベルまで落とし込みます。

主観も大切ですが、客観的な意見も取り入れ、一つ一つを精査します。
正しい事を確認してから、また戻ります。
そしてスタート地点まで戻っていきます。

もうこれ以上分解出来ない、となったあたりには「極論」と「本質」の両方が存在しています。

分析する
一度考えただけで本質が見抜ける場合もありますし、経験によって一瞬で見抜けるかもしれません。
ただ自身の知らない分野を思い込みで捉えるのは良くありません。

事象や環境、様々な要素を検証して分析しましょう。
何度も、何度も。
分析の中で多くの疑問にぶち当たり、自分の無知を知れます。
またその疑問を解決することで、その事柄とは一切関係のない事の本質も理解出来るようになります。


本質や根本的な原因を知ることで、色々な状況に対応出来ます。
そして時として未来に求められているものを見つけることも。

今日のまとめ
原因と結果を結びつける癖をつける。まずはそこから。
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