2010 10
28
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リーダーに求められるモノ

こんにちは。
Peace & Pieceの江並です。

今日は雨です! 昨日は晴れです!
急な温度差でちょっと体調を崩し気味です……。
周囲の人達も結構不調を訴えておられるので、注意したいと思います。

あ、それと。
実は最近まで会社勤めだったのですが、契約変更で今は実はフリーですw
つっても、ほぼ正社員で働いているようなもんですが……形式的に、というところですかね。

社内でも最近目立ってきましたが、リーダーの不在は組織において致命的です。
そしてリーダーという名の立場が必要なのではなく、リーダーに必要とされるモノこそが必要なのです。


 指示とバックアップ
第一に掲げるものとしては少し違う気もしますが、リーダーというのは大きな括りです。
場合、状況によって意味合いが大きく異なるので、今回はどんな状況でも必要なモノについて。

まず、指示
これは言葉にすれば簡単ですが、実際のところは難易度高です。
指示とは相手の能力に見合った仕事や作業を割り振る事です。
無理難題を突きつけることではありません。
もし、作業量的にも技術的にも指示の範囲を逸脱するのであれば、次に来るのはバックアップです。

フォロー体制をしっかりと構えておくことで、業務のリスクが激減します。
人月分の人件費がかかりますが、大抵はその人件費の方が安く、かつトラストも保てます。
ブランド構築を目指すのならば徹底しておいて欲しい、フォローアップ。


 任せる覚悟
上述したバックアップ体制を整えておいてのみ、発動できる必殺技です。
部下ないし、組織の基礎力を爆発的にアップさせるものです。

任せるというのは難しく、簡単な作業であれば任せれますが業務的に大きなモノや金銭が絡んでくるものを一任するのは厳しいです。
特に大手企業であれば、歯車の中に入れられる都合上より難しいでしょう。
しかしリーダーには、任せる権限があります。もし失敗したら自分の責任なので、それを譲渡することは可能です。

そしてそれに応えてもらった時、初めて部下との絆が芽生え、また部下の成長に繋がります。


 スタンド・アローン・コンプレックス
「独立した個人が、結果的に集団的総意に基づく行動を見せる社会現象」
アニメ攻殻機動隊のテーマです。 が、これは教育やリーダーシップに通じるものがあります。真面目に。

上述した二つのテーマはこのS.A.Cを引き起こす為の要因と捉えてもらって構いません。
後半の社会現象という部分を取っ払ってもらい、個人が結果として集団的総意に基づく行動を見せる。この部分が重要です。
この場面においては集団的総意とは会社の方針であったり、組織の向かう方向とします。
そして個人とは、厳密には独立しておらず会社内というネットワークに属する個人です。

社内ネットワークにおける環境下では、皆が皆、その環境になじんでいきます。
個人の思想背景や思考方法に違いはあれど、社内での行動規範は守られ、統一されます。
その中で指示をし、バックアップを整えた上で一任する。
こうした流れを組み込んでいくと、部下は次第に独り立ちし、独自の行動や独自の判断で成果を生みます。
いわゆる手が離れた状態ですが、個人の赴くままに行動しているにも関わらず、会社の望む行動を取ります。

何故ならば、部下はその瞬間に自分の中でやりたい事や実現したいことを続々と行っていきます。
が、指示をして一任をしたリーダーがいわゆる模範となり環境となる中で、そのリーダーがよし、とするであろう範囲で動きます。
そうした時、リーダーも社内の人間である為に、それを模倣し理想的な企業貢献を行う人間へと洗脳されます。
部下にとってはモチベーションが環境に直結するので、その環境の為に動く、それが自分の為になる、というわけです。

自分の為、が会社の為になる。
そういった自信やモチベーションが更なる動機を引き起こします。
そして原題に戻ります。個人が結果として集団的総意に基づく行動を見せる、と。


S.A.Cは非常にハイレベルの洗脳です。アニメでは当初ハッキングと判断されていたぐらいです。
しかし実際にはハッキングではなく、同環境において思想の根底にある共通する意識を、ある特定のベクトルに向くように環境を操作する事で、個人が自分の為に、と行動した結果が集団的な理想のチームワークへ変貌する。

わかりやすいのは「野球」です。
あのスポーツは個々人が独立した行動を取ります。当然監督からの指示や事前の作戦はあります。
しかしそれが同環境、同じネットワークである、という事。
その中で「勝利へ向かう」というベクトルを作り出すだけで、選手は状況を個人の判断で解決します。
一瞬で判断しなければならないというスポーツの背景もあるでしょうが、実際にはスタンドアローンでのチームワークでなければ成立しないスポーツなのです。
そして最高のチームワーク、スタンドプレイを演じたチームが勝つ、野球の良さはチームスポーツながら個人に注目が行く点にあるのではないでしょうか。

今日のまとめ
スタンドアローンから生み出されるチームワークは最強、だが理想
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